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分離課税でBTCトレードできるビットコインレバレッジトラッカー(eワラント)を解説

分離課税でBTCトレードできるビットコインレバレッジトラッカー(eワラント)を解説日本国内取引所

ビットコインの新しい商品ビットコインレバレッジトラッカー(eワラント銘柄)がSBI証券等で取引できるようになりました。

ロング5倍、ショート3倍トークンのようなものを取引でき、FXと同じ税制、つまり20%固定の分離課税でビットコイン投資が出来るとのことで一見投資家にメリットだらけのように見えますが、取引コストが高いという噂もあり…実際はどうなのか検証してみました。

ビットコインレバレッジトラッカーの特徴

ビットコインレバレッジトラッカー(Bitcoin leveraged tracker)とは、「ビットコインの値動きに連動して、価格が上下する債券」で、日本初の暗号資産(仮想通貨)を対象とした個人投資家向け証券化商品です。

取引終了日が決まっているBTC先物のレバトークンのようなものですね。

現在日本の仮想通貨取引所では、最大2倍までのレバレッジ取引(ビットコインFX)しかできないので、より高いレバレッジを効かせて取引したいニーズに応え上手く規制と折り合いをつけた金融商品になっています。

取扱証券所SBI証券 / eワラント証券
運営eワラント証券株式会社(eWarrant Japan Securities K.K.)
所在地東京都港区南青山五丁目11番9号 レキシントン青山3階
代表取締役渕木 幹男
親会社株式会社CAICA(100%)※CAICAはZaifと業務提携

『ビットコインレバレッジトラッカー』は金商法上の有価証券でeワラントという金融商品です。(聞きなれない単語が出てきてややこしそうですが、そんなに変わりないです。)
そのため暗号資産現物トレードや暗号資産デリバティブ(ビットコインFX)とは税制が異なります

eワラントとは

eワラント

レバレッジ投資が可能なカバードワラントという金融商品取引法上の有価証券です。
ゴールドマン・サックスが2000年に開発・導入し、2011年8月からはeワラント証券が運営を引き継
ぎました。

レバレッジ取引が可能でありながら追証なし(投資金以上の損失はない)という特長があり、レバレッジ水準は国内外の個別株式・株価指数銘柄で2倍~20倍、為替銘柄で2倍~50倍程度です。

eワラントが取引できる証券取引所

  • eワラント・ダイレクト
  • SBI証券
  • SBIネオモバイル証券

ビットコインレバレッジトラッカーには2銘柄ある

ビットコインレバレッジトラッカーはビットコイン相場を対象とした日本初の個人投資家向け証券化商品(ビットコイン先物リンク債)ですが、以下二つの商品があります。

商品名内容
ビットコイン先物リンク債プラス5倍トラッカービットコイン先物変動幅のほぼプラス5倍の値動きビットコイン先物価格上昇時に値上がりが見込める
ビットコイン先物リンク債マイナス3倍トラッカービットコイン先物変動幅のほぼマイナス3倍の値動きビットコイン先物価格下落時に値上がりが見込める

プラス5倍トラッカーおよびマイナス3倍トラッカーをまとめて「レバレッジトラッカー」と呼びます。

世界最大の伝統的先物取引所CMEと連動

ビットコインレバレッジトラッカーの対象原資産は、CME(シカゴマーカンタイル)取引所に上場している特定限月の米ドル建ビットコイン先物です。

従来の暗号資産投資家に加え、株式やFXの投資家も手軽に投資できる商品が出来たということでより金融市場に浸透してきましたね。

ハッキングのリスクはゼロ

ビットコイン先物の値動きを追う証券でありビットコイン現物があるわけでは無いので、ハッキングや盗難のリスクを気にすることなく投資が可能です。

証券口座でビットコイン相場に投資が可能

eワラントやSBI証券の証券口座で取引できるので、税率20%の分離課税対象となるほか、上場株式や投資信託の譲渡損等とも3年間の損失繰り越し控除(損益通算)が可能となるという魅力があります。

取引時間はブルベア型ETFや投信よりも長く23:50まででき、取引委託手数料は無料です。(スプレッドはある)
例えば日経平均が200円上昇した場合、日経平均 プラス5倍トラッカーを1,000ワラント保有している方の評価額はおよそ1,000円上昇することになります。

ビットコインレバレッジトラッカーのメリット/利点

分離課税であること

証券としてSBI証券で売買できるものなので、FXなど他の既存金融商品と同じように分離課税が適用されます。つまり税率は20%固定です。これは大きなメリットです

所得税

現状、ビットコインをはじめとした仮想通貨への投資は雑所得の総合課税なので最大で50%税金で持っていかれます。(累進課税なので少額なら税金安い)

つまり695万円以上ビットコインのトレード益が出る可能性のある人には税制面で非常に有利です。

国内最高の最大レバレッジ5倍が使える

eワラントのレバレッジトラッカーの特徴として、ロングで5倍、ショートは3倍のレバレッジが使えるという点です。

国内の取引所は、レバレッジ規制により最大2倍までの取引しかできないので、レバレッジを効かせて取引したい人には朗報ですね!

FXなどの損益と合算できる

上場株式や投資信託、FXやオプション取引で出た損と合算できます。

損益通算できる

損失が出た場合、最大3年繰り越すことができます。

追証が無い

レバレッジ取引が可能でありながら投資金以上の損失(追証)はありません。

ビットコインレバレッジトラッカーのデメリット/欠点

平日しか取引できない

平日の9:00〜23:50以外の時間外はどれだけビットコインが大きく動いても取引できません。
平日の深夜・土日、祝日は取引不可となります。

証券会社の提供する商品なので仕方ないとはいえ、これはビットコイントレードにおいて大きなデメリットと言えます。

販売所スプレッドが5%~ある

2/22時点では、

プラス5倍トラッカーの方で約5%のスプレッド
マイナス3倍トラッカーの方は約9%のスプレッド(実質的な手数料)
がかかります。
btcleveragedtracker販売所スプレッド

SBI証券

つまり、10万円分の取引で5,000円手数料が引かれるという計算です。
国内取引所の販売所で買うのと感覚的には同じくらいのスプレッドですが、板取引でビットコイン現物を購入するよりも圧倒的に高いコストを払うことになります。

満期日までが短い

上のスクリンショットを見てもらえばわかりますが、2月22日時点でビットコインレバレッジトラッカーの満期期日は4月14日二か月切っているということで長くないです。
CMEのビットコイン先物は最長1年先くらいまで限月先物が取引可能ですが、取次であることを考えると3か月以上は出ない可能性があります。

すると限月交代するときに持ち替えに取引手数料(スプレッド)が発生してしまう(5%×4取引=20%)ので、スイングトレードで思うよりパフォーマンスが伸びないリスクがあります。

※決済日には連動しないことがあり、変動率のプラス5倍またはマイナス3倍にはならない可能性もあるらしい。

ビットコインレバレッジトラッカーのまとめ

分離課税でBTCトレードできるビットコインレバレッジトラッカー(eワラント)は勝ちやすいのかどうなのか、海外ビットコインFXを使い倒している筆者が解説してみました。

今まで日本ではビットコイントレードの分離課税は当分先だろうなぁ、と思っていたのですが、日本の暗号通貨税制に影響が波及するかもしれませんし、今後のビットコインレバレッジトラッカーの人気具合は注目していきたいところです。

695万円以上の利益を見込んでいる人であればスプレッドを差し引いてもメリットの方が強いかも知れません。

所得税

ただ、分離課税は魅力的ですが、やはり夜間・土日祝に取引できないというのは大きなデメリットです。しかも先物でありながら満期日まで2カ月切っているので長期ポジションとはいえ二か月程度を目安に持ち替え手数料が発生するリスクがあります。

btcleveragedtracker販売所スプレッド

SBI証券

実験的に少額でプラス5倍トラッカーを買い放置して様子をみてみようかなと思ってましたが、期日まで短すぎるので手を出すかどうか迷みどころです。

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