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オススメの貸仮想通貨レンディング国内&海外サービス徹底比較

オススメの貸仮想通貨レンディング国内&海外サービス比較 仮想通貨コラム

ビットコインの高値更新が続いていますが、この上昇相場は永遠に続く訳ではありません。
その時にビットコイン枚数を増やす方法として低レバレッジのショートポジションを持つという戦略もあるのですが、もう一つのより安全な(しかし低リターンではある)方法として、仮想通貨レンディングサービスがあります。

2022年6月時点、いくつかのレンディング企業で担保不安がささやかれています。
下落相場ではレンディングリスクが増えるということを念頭に投資を検討してください。

BTCを担保に預け、金利を貰うという方法ですが、ただガチホするだけでなく貸し出すという選択肢を模索して記事にまとめてみました。

※記事作成当時の利率が記載されている場合があります。

貸仮想通貨/レンディングとは

暗号通貨レンディング(Crypto lending)もしくは貸仮想通貨とは、ビットコインなど仮想通貨を預けることで、金利(年利1~6%くらい)をほぼノーリスク(※破たんリスクを除く)で受け取ることが出来るという、ユーザーが運営に貸し付けることで利息分儲かる仕組みのサービスです。貸仮想通貨/レンディングとは

利益率は銀行預金の100倍以上

超低金利である日本の銀行預金(平均年利0.002%)に預けるよりも、レンディング(貸仮想通貨)による資産運用の方が格段に利率が良い(貸仮想通貨の年率は約1~6%)ので今仮想通貨ユーザーに注目されています。(USDTなどステーブルコインも高い利率でレンディングできる)

レンディングサービス提供企業は、ユーザーから借りた仮想通貨をファンドや融資に充てることで利益を出し、ユーザーに支払う年利を上回る投資パフォーマンスを維持することで利益を出します。

貸し付けた通貨の金利で利益を出す

ユーザーはレンディングに貸し出した後は何もしなくとも、銀行預金100倍以上の金利を得ることができ、レンディング運営会社は母数が大きくなるほど運用益を上げることができるのでWIN-WINの関係が成り立っているということです。

トレード以外で仮想通貨を増やす有効手段

投資初心者・トレードに自信がない人にとって、短期トレードで利益を上げるのは容易ではありません。
一方、レンディングは仮想通貨の保有数量を確実に増やすことできるので、トレード以外で仮想通貨を運用したいと考える人におすすめです。

3ACの破綻の教訓から、集権型より分散型が人気

Three Arrows Capitalへの貸倒れから連鎖破産してしまった昨今の事情から、貸し手の信用を一切考慮しない担保主義であるCompound(COMP)、Aave(AAVE)、MakerDAO(MKR)をはじめとしたDeFi レンディングプロトコルが主流になっていきそうです。

国内の貸仮想通貨レンディング

日本国内にある仮想通貨(ビットコイン)レンディングサービスを行っている取引所や会社を紹介します。※2021年3月時点の情報です。

国内企業のレンディング一覧表

企業名 BTC年率 手数料 期間 途中解約 信頼度
HashHub 3~7% なし 制限無し 無料
Cygnos 3% なし 10営業日~ 無料
GMOコイン 1~3% なし 1~3か月 受取予定の10%
コインチェック 1~5% なし 14~365日 不可
bitbank 1~2% なし 1年 手数料5%
ビットポイント 2% なし 30日 不可
BITMAX 2.7% なし 1日~(停止中) 変動型は可
SBI VCトレード 1% なし 84日 不可

HashHubレンディング

詳細 hashhub-lending.com
年率 BTC3~7%、ETH5~12.5%、DA5~I14%※2022年6月時点
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 最小0.1 BTC / 回(もしくは100万円相当)・上限なし
途中解約 制限なし
所在地 株式会社HashHub(東京都文京区本郷3–38–1本郷信徳ビル7階)
  • ベータ版とのことだが金利は国内最高
  • 長期間のロックアップや解約手数料が発生しない
  • 契約は1ヶ月ごとの自動更新
  • ユーザーはいつでも引き出し申請をできる(申請後翌月末返還)
  • 引出申請をしてから翌月末までがレンディング期間
  • ユーザーの貸出資産に対して毎月貸借料が付与、複利で増える
  • 募集年率に掲載された年率は、複利を考慮した年率

Cygnos(シグノス)

詳細 cygn.com
年率 BTC1.5%、ETH2.3%、LTC4%、BCH4%(2022年6月時点)
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 最小0.3 BTC(Tier1)・最大10億円相当/1口座
途中解約 無料(最短10営業日で受取が可能)
所在地 株式会社Cygnos(東京都港区虎ノ門一丁目16番6号)
  • 最短貸出期間は返還申請から10営業日
  • 10億円相当の貸し出しも即日可能
  • 単利でなく複利
  • 貸出までのリードタイムがなく即日開始

GMOコイン「貸仮想通貨」

詳細 GMOコイン
年率 取扱全銘柄で年率3%(3ヶ月)年率1%(1ヶ月)
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 最小0.1BTC/回・最大100 BTC/月(合計100BTCを超えると新規受付終了)
途中解約 償還時に受取予定の貸借料の10%
所在地 GMOコイン株式会社(東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス)
  • 最低10万円(相当)から利用できる
  • 同条件で以降も自動更新される
  • 貸出資産の引き落とし・償還は毎月15日(土日祝の場合は翌営業日)
  • 仮想通貨FXで追証が発生した場合暗号資産の貸出を解除する可能性あり

Coincheck「貸仮想通貨サービス」

詳細 コインチェック
年率 全通貨対象14日→1% 30日→2% 90日→3%など
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 最小1万円/回・上限なし
途中解約 不可
所在地 コインチェック株式会社(東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F)
  • 15日間・30日間・90日間・180日・365日間の4種類から貸出期間を選択
  • 多くの仮想通貨のレンディングに対応
  • 借入可能枠ができ次第、ユーザーの貸出申請順に承認する
  • 「自動貸出機能」を使うと、貸出期間が終了した注文を自動的に再貸し出し

bitbank「仮想通貨を貸して増やす」

詳細 ビットバンク
年率 全取扱通貨に対応:1~5BTC1%、5~40BTC2%(1年間)※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 最小1BTC・募集毎に決定
途中解約 5%の中途解約手数料
所在地 ビットバンク株式会社(東京都品川区西五反田7丁目20-9 KDX西五反田ビル7F)
  • 貸出期間は1年間のみ
  • 年率は貸出数量、地合いによって変化
  • 10BTC以上で最大年率3%との触れ込みだが2021年2月募集分は最大2%
  • 毎月1日から募集で定員に達し次第締め切り

ビットポイント「貸して増やす」

詳細 ビットポイント
年率 6通貨対応:BTC2%(30日間)XRP2%(90日間)※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 募集毎に決定
途中解約 不可
所在地 株式会社ビットポイントジャパン(東京都港区六本木3-2-1 36階)
  • 2020年末にキャンペーン年率20%(1カ月間のみ)などもあった
  • 申込み多数の場合は抽選

BITMAX「暗号通貨貸出サービス」

詳細 bitmax.me
年率 BTC2.7%(30日)、LINK8~12%(期間に応じて)※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 最小最低0.01BTC、10 LN・最大0.5BTC、500 LN
途中解約 不可(変動型は最短当日〜最大7日設定可能)
所在地 LVC株式会社(東京都品川区西品川一丁目1番1号22階)
  • 固定期間型は期間に応じて30日:8%、60日:10%、90日:12%(LINKのみ)
  • 変動型は最短1日〜最大7日設定可能
  • スプレッドにより実質手数料が高くなる
  • 2021年3月現在は全通貨貸出停止中(定員)

SBI VCトレード「貸暗号資産(VCTRADE LENDING)」

詳細 sbivc.co.jp
年率 BTC1%、XRP0.1%(84日間固定)※変動する
手数料 日本円の出金に対してのみ
貸出量制限 最小0.1BTC、1,000XRP・最大5BTC、100,000XRP
途中解約 不可
所在地 SBI VCトレード株式会社(東京都港区六本木 3-1-1)
  • 全体的に条件が悪い
  • XRPのレンディング年率0.1%というのは面白いですね…
HashHubが最も条件が良くレンディングできる日本国内企業かもしれませんね。ただ、100万円以上の資金からなので注意。募集人数の制限も各企業によってあると思うのでいつでも参加できるわけではありません。

海外の仮想通貨ビットコインレンディング企業

海外にあるビットコインレンディングサービスを行っている代表的な運営会社を紹介します。※2021年3月時点

海外企業のレンディング一覧表

企業名 BTC年率 手数料 期間 途中解約 信頼度
BlockFi 6% なし 制限無し 制限無し
NEXO 6% なし 制限無し 制限無し
Celsius Network 4.51~6.2% なし 制限無し 制限無し
CoinLoan 4.5~7.5% なし 制限無し 制限無し
YouHodler 4.8% なし 制限無し 制限無し
Crypto.com 1.5~4.8% なし 制限無し 制限無し

BLOCKFI(ブロックファイ)

3AC破産の影響で連鎖倒産か?
詳細 blockfi.com
年率 0.35BTCまでは1%から3%、それ以上は0.1%を上乗せした利率※変動する
手数料 送金手数料、毎月1回まで出金無料
貸出量制限 制限無し
途中解約 解約手数料等なし
  • 海外レンディングで最も信頼されており業界シェア1位
  • BlockFiに預けられた資産はGeminiによって保管
  • 業界最大2億ドルをカバーする自社保険あり
  • BlockFiは日利、配当は毎月最初の営業日
  • 利息をBTC/ETH/LTC/GUSD/USDCの中から好きな通貨で受け取れる
  • 出金申請したら基本的に翌営業日に出金
  • グレイスケールのように機関投資家向けBTC投資信託も運営

NEXO(ネクソ)

NEXOトークンの利払いがメインになり年率が不透明になった。
詳細 nexo.io
年率 NEXOトークン保有量により変動
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 制限無し
途中解約 解約手数料なし
  • 海外レンディングでBlockFiの次に信頼されており業界シェア2位
  • 即時に貸付を提供する
  • 隠れた手数料や最低返済限なし
  • 40以上の法定通貨に対応
  • クレジットライン:借り手が部分的に借り入れる方式

Celsius Network(セルシウス)

3AC破産の影響で連鎖倒産。顧客資産が戻ってくるかは不明。。。
詳細 celsius.network
年率 BTC4.51~6.2%、ETH5.05~6.35%、ステーブルコイン10.51~13.30%※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 制限無し
途中解約 解約手数料なし
  • 海外レンディングで支持されており業界シェア3位
  • P2P(ユーザー間)レンディングプラットフォーム
  • 日本人は法律の規制関係で利用できない可能性あり
  • LTV(Loan-to-Value)レート25%、33%、50%が選べる
  • 独自トークンCEL受け取りで報酬UP
  • 1分以内にローンを承認

CoinLoan

詳細 coinloan.io
年率 17通貨暗号通貨は4.5~7.5%、ステーブルコイン4.95~11.95%※変動する
手数料 ステーブルコインでの入出金に手数料なし
貸出量制限 約100ドル・上限なし
途中解約 解約手数料なし
  • 1週間~3年間のローンで、金額・返済方法・金利を選択できる
  • 独自トークンCLT保有量に応じて最大2%のボーナス金利+
  • 世界有数のカストディアンBitGoによって安全に管理

YouHodler(ユーホドラー)

詳細 youhodler.com
年率 22種類に対応:BTC4.8%、ステーブルコイン12%※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 最大100,000ドル
途中解約 解約手数料なし
  • Ledger(Ledger Nanoで有名)の機関向けシステムLedger Vaultと契約
  • 最大1億5,000万ドルの保険が適用

Crypto.com

詳細 Crypto.com
年率 BTC1.5~4.8%、ステーブルコイン6~12%※変動する
手数料 送金手数料0.0004BTCのみ
貸出量制限 最小0.025BTC
途中解約 解約手数料なし
  • Ledger(Ledger Nanoで有名)の機関向けシステムLedger Vaultと契約
  • 最大1億5,000万ドルの保険が適用(YouHodlerと同じ)
  • レンディング利息は日利で計算されて、支払いは週に1回
  • 独自トークンCROのステーキング量で金利UP(50,000CRO以上)
  • 仮想通貨対応クレジットカードを発行している(日本非対応)
  • 大手宿泊予約サイトBooking.comと提携している
探したらもっとあると思いますが、スキャム(詐欺案件)を紹介してしまうといけないので有名どころに絞っています。上位2社(BlockFi、Nexo)を使うのが最も堅実。

海外取引所の仮想通貨レンディングサービス

取引所機能がメインの運営はこちらに分類。既存の海外大手取引所などでもレンディング機能がありますが、全体的にレンディング企業ほど条件は良くありません。

海外取引所のレンディング一覧表

企業名 BTC年率 手数料 期間 途中解約 信頼度
Binance 1.2~7.49% なし 制限無し 制限無し
Abra 4.5% 5ドル 制限無し 制限無し
Coinlist 0.8% なし 制限無し 制限無し
Bitrue 5.3~10.2% なし 無しor30日 制限無し
OKX 変動制(例1% 利息の15% 3日 不可
Bitfinex 変動制(例3.26% 利息の15% 2日 不可
Poloniex 変動制(例0.91% 利息の15% 2日 不可

Binanceレンディング「バイナンスアーニング」

詳細 binance
年率 BTC1.2~7.49%、ETH0.87%~、ステーブル6~12.49%等※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 実質制限なし
途中解約 制限無し
  • 世界最大手取引所で信頼できる(日本人利用はグレー)
  • BinanceのレンディングにはFlexible、Fixed(定期)、High-Risk等ある
  • Flexible(フレキシブル)はいつでも引き出せるが利率低め、銘柄多数
  • Fixed→High-Riskの順に金利が高くなる、資金ロック有、銘柄少な目(変動)

Abraレンディング「earn-interest」

詳細 abra.com
年率 7通貨:BTC4.5%、ETH5%、ステーブルコイン10%※変動する
手数料 5ドルまたは同等の暗号通貨(送金手数料)
貸出量制限 制限なし
途中解約 制限無し
  • スマホアプリのみ・ブラウザ版はない
  • 仮想通貨インデックス、株式やETFなどに投資もできる
  • 金利は変動制
  • レンディングウォレットからの移動に最大7日かかる場合がある

Coinlistのステーキング

詳細 coinlist.co
年率 BTC0.8%、ETH0.8%、ステーブル2.8%※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 銘柄による
途中解約 不可
  • BTCよりICO銘柄のステーキング向け取引所
  • ICOプラットフォームでトークンセールの値上がり銘柄を購入できる
  • FLOW、CELOなど人気銘柄を高利率でステーキングできる
  • ステーキング報酬はCoinlist Proで売却できる

Bitrueレンディング「Power Piggy」

詳細 bitrue.com
年率 BTC・ETH・XRP5.3~10.2%、ステーブルコイン10.3~13%※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 最低貸出0.01BTC・上限なし
途中解約 制限無し
  • XRP建てペアが豊富な取引所
  • 独自トークンBTR保有量により利率が変化
  • 貸出期間は30日で利率がUP(一定量のBTR保有が条件)
  • 手動で複利可能
  • 毎日11時・23時(日本時間)に貸出受付開始

OKExレンディング「Earn」

「Earn」という項目で普通のレンディングの他SushiswapやCompoundのイールドファーミングなど色んなことが出来ます。

詳細 OKX
年率 多様な通貨:変動制(3日~)例BTC1%※変動する
貸出量制限 通貨により異なる
  • 運営元のOKExは信頼できる取引所
  • 利率はそこまで良くないらしい
  • 色んな機能があって使いにくいかもしれない

Bitfinexレンディング

詳細 bitfinex.com
年率 28通貨:変動制(2日)例BTC4.09%
手数料 利息の15%
貸出量制限 最小50ドル・上限なし
途中解約 不可
  • 個人間のマッチングによる取引
  • ニーズにより利率が変動
  • COINLEND等の自動レンディングBOTで操作可能

Poloniexレンディング

詳細 poloniex.com
年率 12通貨:変動制(2日)例BTC0.91%
手数料 利息の15%
貸出量制限 通貨により異なる
途中解約 不可
  • 個人間のマッチングによる取引
  • ニーズにより利率が変動
  • COINLEND等の自動レンディングBOTで操作可能

フェニックスレンディング(詐欺)

追記:フェニックスレンディングは2021年10月に飛びました。
やはり信頼性の低いレンディングには資金を預けない方がいいですね。
詳細 phoex.io
年率 BTC12%、USDT18%※変動する
手数料 送金手数料のみ
貸出量制限 0.01~100BTC
途中解約 解約手数料2%+当月の利息0%
  • 運営会社が記載されている所在地に確認できないらしい
  • 仮想通貨デビットカードが発行できるらしいが利用者確認できず
  • 運営元がはっきりわからないので信頼度は低い
  • サービスリリースから一年半で資産持ち逃げ(詐欺確定)

ビットコインレンディング金利比較早見表

ビットコインのレンディングサービスを国内・国外問わず比較してみました。

企業名 BTC年率 手数料 期間 途中解約 信頼度
HashHub 7% なし 毎月更新 制限無し
Cygnos 3% なし 10営業日~ 制限無し
GMOコイン 1~3% なし 1~3か月 受取予定の10%
コインチェック 1~5% なし 14~365日 不可
bitbank 1~2% なし 1年 手数料5%
ビットポイント 2% なし 30日 不可
BITMAX 2.7% なし 1日~停止中 変動型は可
SBI VCトレード 1% なし 84日 不可
BlockFi 6% なし 制限無し 制限無し
NEXO 6% なし 制限無し 制限無し
Celsius Network 4.51~6.2% なし 制限無し 制限無し
CoinLoan 4.5~7.5% なし 制限無し 制限無し
YouHodler 4.8% なし 制限無し 制限無し
Crypto.com 1.5~4.8% なし 制限無し 制限無し
Binance 1.2~7.49% なし 制限無し 制限無し
Abra 4.5% 5ドル 制限無し 制限無し
Coinlist 0.8% なし 制限無し 制限無し
Bitrue 5.3~10.2% なし 無しor30日 制限無し
OKX 変動制(例1% 利息の15% 3日 不可
Bitfinex 変動制(例3.26% 利息の15% 2日 不可
Poloniex 変動制(例0.91% 利息の15% 2日 不可

HashHubのビットコインレンディングが国内そして海外レンディングの中でも高い利率(7%)であることが分かります。セキュリティ等や法整備の観点から見ても、日本居住者ならHashHubを使うことをオススメします。

また海外であれば実績のあるBlockfiとNEXO(ともに6%)が信頼できる方なのでオススメです。
リスクを取ってでも高い利率のところでレンディングしたい!という人はフェニックスレンディングやBitrueがあります。

Defi分散型レンディングはアルトコイン向け

主にDefiで運営されているレンディングには以下のようなプロダクトがあります。(探せばもっとある)レンディングというよりも、イールドファーミングとか呼ばれます。

  • Compund
  • Uniswap
  • Sushiswap
  • Lien
  • aave
  • dYdX

ざっとではありますがDefiレンディング利率を「Defi Rate」一覧表で確認できます。
分散型レンディングサービスについて詳しいことは長くなりそうなのでまた別の機会に記事にしようと思います。

貸仮想通貨レンディングのデメリット

貸し手が価格変動リスクを被る

仮想通貨レンディング開始当初と契約満期時では現物価格が変動しているので、言うまでもなくユーザーは仮想通貨の価格変動リスクを負います。

現物価格が高騰しているので利確したいとか、暴落して損切りしたいといった場合も資産を動かし難いため、法定通貨建てよりも今はレンディング対象通貨の枚数を増やしたい人に向いています。

貸出中に運営が破綻するリスク

レンディング(貸仮想通貨)を利用する際、運営会社の信頼性も重要です。
万が一、レンディング運営会社が破綻した場合、預けた資産が戻ってこないというリスクがあります。

「貸仮想通貨サービス」は預金保険の対象外なので、国内も海外も同じです。(とはいっても国内はおそらく補償してくれると思う)
なので全ての保有資産を一か所にレンディングに出すことはせず分散して利用するべきです。

仮想通貨レンディングの税金は雑所得に区分される

レンディング(貸仮想通貨)が満期になり利子が付与されたときに、付与された利子額に対しては税金が発生します。
この時の税金は仮想通貨の他の取引と同様に雑所得に区分され、利子所得に区分されません。

所得税

雑所得は最大で約50%税金で持っていかれますが、累進課税なので少額なら税金は安いでしょう。

仮想通貨レンディングまとめ

オススメの仮想通貨レンディングを選定する為に、国内・海外サービス問わず徹底比較してみました。

国内取引所で見ると、Hashhubの年率BTC7%、ETH12.5%、DAI14%が最も高く運営もしっかりされていそうなことからオススメです。
その他にもCoincheckやGMOコインのレンディングサービスはほぼ全ての取り扱い通貨に対応しておりアルトコイン銘柄でも利用しやすそうなのがいいですね。

ただ、国内の貸仮想通貨に関してはbitbankなど多くの取引所がすでに応募の定員に達しており一部募集していないというのもちらほら見かけました。

海外に目を向けるとBlockfiとNEXO(ともに6%)が信頼できそうなので、私がレンディングでビットコインをがっつりと貸し出すとしたら、国内のHashhub、海外のBlockfiあたりでそれぞれ口座を開設して、資産を分散し利用することを一つの方法として考えています。
これを機に保有仮想通貨レンディングサービスの金利で稼ぐことについても考えてみてくださいね。

トレードのことがちょっとワカルという人には、日本人も登録できるBybitなど海外取引所の資金調達率(Funding Cost)を利用してヘッジショートを使った運用方法もオススメです。

コメント欄

  1. テカリー より:

    貸仮想通貨サービスで利子が現物支給される場合の税金の計算はどのようになるのでしょうか?(雑所得になるというのは理解しています。)
    利子の場合は売却益等が発生していないので、どの時点の時価と比較する、などといったことが明確にできないと思います。利益の考え方がわかりません。
    色々調べましたが辿り着けず、ご教授いただけましたら幸いです。

    • bit仙人 bit仙人 より:

      利子報酬を受け取った(払い出しした・利確した)時点で課税されると思います。
      その利確時のBTC価格換算で日本円の利益を算出すればいいと思います。
      これは私個人の考えなので、詳しいことは運営会社や税理士に問い合わせて聞いてみてください。

  2. 威鶴斎 より:

    コインチェックで取引していたので貸し仮想通貨を利用しようと思い
    2月の中旬に申し込んだのですが、
    枠が一杯で申し込み順に空きが出次第開始と言う事で
    現在も申し込み状態のままになっています。
    レンディングを検討されている方はその取引所が、
    ・現在受付中なのか。
    ・待つとすればその期間はどれぐらいか。
    以上の2点を事前に確認される事を強くお勧めします。

    • bit仙人 bit仙人 より:

      国内は枠が一杯なことが多いですね、海外Blockfiでも一時新規受け入れ停止してますし。コメントありがとうございます~

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