ウォルフ波動の基本とトレード戦術|エントリーとダマシ回避法をビットコインFXで解説

チャートパターン

BitMEX(ビットメックス)のビットコインFXをメインにしている当仙人ブログですが、今回は響きがかっこいいチャートパターン「ウォルフ波動(ウルフ・ウェーブ)」をご紹介します。

実際にウォルフ波動を知った際は「本当にそれ機能するんかいな…」くらいの知識でした。

しかし実際に定義を調べチャートを見てみると、ウォルフ波動が成立した際のトレードは利幅が非常に大きいので、知識として入れておくと実際のトレードでもかなり役に立ちます!

是非読んでみてください。

ウォルフ波動(ウルフ・ウェーブ)とは?

ウォルフ波動パターンウォルフ波動(ウルフ・ウェーブ)の考案者はビル・ウォルフ氏が開発した理論で、物理学のニュートンの第1法則「全ての作用には反作用がある」に基づいているらしいです。

ウォルフ波動は、はっきりした上昇(下落)トレンド時に現れる逆張りの手法です。

ウォルフ波動は5つの波動からなるパターン形成で、最初の第1~4波でウェッジを形成し、最後の第5波からこのウェッジを抜けていきます。
このとき下の図のように、ウェッジ上のポイント1とポイント4の間に線を描き、第5波のブレークアウトの方向にこれを延長することによって第5波が到達する長さを計算できます。

ウォルフ波動パターンこれが利益確定のターゲットラインとして機能します。
ポイント5が通常エントリーポイントとなります。

はっきりしたトレンドが発生している時に、このウォルフ波動が明確に表れることが多いです。

ウォルフ波動理論のメリット・デメリット

メリット

  • エントリーポイント、利食いポイントが明確
  • トレンドの天井・天底を捉える事が出来るもの
  • 成立した際の利益値幅が多い
  • 1時間足や4時間足で成立すれば、10万円幅も狙える(ビットコインFX)

デメリット

  • ウェッジやチャネル形成中によく発生する波動なので見つけにくい

この画像のチャートなんか発見しづらそうです。
ウォルフ波動デメリット

先日のイギリスEU離脱の国民投票を受けてポンド円レートが暴落した時の下ヒゲをみてください。
約2500pipsの大暴落の止まった位置にピッタリ合致していました。最初のウォルフ波動のラインも機能しています。キレイに描けるウォルフ波動のラインは後々も効いて重要なラインになってくるので残しておくと良いと思います。

ポンド円レートが暴落(ウォルフ波動)

引用https://fx-works.jp/wolf/

実際にパッとチャートを見て条件が成立しているチャートをいきなり見つけるのは結構難しいです。

下降ウェッジを形成後に、ウォルフ波動成立で上昇するパターンが多い気がするので、まずは下降ウェッジ・上昇ウェッジを探すのが見つけやすい方法だと思います。

ウェッジとウォルフ波動はセットで覚えるべきですね。

ウォルフ波動を使ったトレード方法

ウォルフ波動のチャートパターンが完成したからといって、先の画像のようにすぐに目標値を目指す動きになるとは限らず、紆余曲折を経て到達する場合も多いです。

はっきりした上昇トレンド、下降トレンドで現れる逆張りのトレードとなるので、しっかりトレンド転換のシグナルを待って、ウォルフ波動の利益確定ポイントへ方向が合致してからエントリーするようにしましょう。

ウォルフ波動を効率よく見つけるコツ

チャートがキレイな上昇/下落トレンドを描いている時に特に注目してみましょう。

ウォルフ波動を見つける4つのポイントを挙げます。

    1. 上昇or下落トレンドが起きているチャートを探す
    2. その中でウェッジ(三角持合い)もしくはフラッグ/チャネルを探す
    3. トレンドラインを引いて、その対となるライン(チャネル)の角度がゆるくなっていたらウォルフを疑う
    4. ウォルフ波動の条件を満たすジグザグパターンを探す

この手順で探していくと、効率よくウォルフ波動を見つけることができると思います。

ウォルフは、1分足でも見つけることができますが、より信頼性の高いのは日足や週足などの上位足で発生した時はアツいです!

ボラティリティがありトレンドがはっきり表れているチャートで探してみると発見しやすいので、過去のビットコインチャートなどで是非探してみてくださいね。

ウォルフ波動のエントリーポイント

ウォルフ波動エントリーポイント第4波は、第5波で大きく逆方向に動く前に、1から3までのトレンドラインの延長線を超える可能性があります。しかしこの地点が、目標利益ライン(ポイント6)へのトレードでの理想的なエントリーポイントと言われています。

実際にエントリーするのはポイント5でいいと思います。

ウォルフ波動の損切りポイント

ウォルフ波動エントリーポイント直近安価・高値(ポイント5)を更新した時が損切りポイントとなります。
1~3のトレンドラインを5で少し割ってから6を目指す可能性もあるので、ストップは少し余裕をもった値幅で入れましょう。

ウォルフ波動の利確ポイント

ポイント1から4に引いた線とポイント5の交点、つまりウォルフポイント6が利確地点となります。わかりやすいですね。

ウォルフ波動は反転パターンもある

ウォルフ波動は「全ての作用には反作用がある」と言う理論なので反転パターンもあるらしいです。
たしかに成立しているように見えますね。
ウォルフ波動は反転パターンもある

要は、トレンドがはっきりしている時のトレンド反転パターンなので、そろそろトレンドが終わるんじゃないか?と思った時の天井・天底を探すときに役立ちそうです。

また、よく見るとヘッドアンドショルダー(逆三尊)も同時に形成しているので、他のチャートパターンとの根拠の積み重ねも大事です!

ウォルフ波動は絶対ではない

残念ながら、ウォルフ波動だけでは確度が低いのでエントリーの根拠にすることはオススメしません。

RSIやMACDとかのオシレーター系指標をつかって、逆行現象(ダイバージェンス)を一緒に確認できれば結構使えるトレード手法だと思います。

ただ、利食いのポイントを決めるためにウォルフポイント(ポイント6)を使うのはそれ単体でも十分機能するので効果が高いです。

ウォルフ波動エントリーポイント

ここからどこまで落ちるのか?といった時にウォルフのターゲットラインを表示させておけばポイントに迷うことがないでしょう。

この形はダブルトップだから反転して下がるはず!とか思っていても、移動平均線が上昇サインを示していたり他のインジケーターの根拠が足りない時には、エントリーしないで様子見する、というのもトレードです。

ウォルフ波動の総括

ビットコインFX(BitMEX)でも威力を発揮するウォルフ波動について解説してみましたがいかがでしたか?

ウォルフ波動の成立はあまりないと思われがちですが、ビットコインに限らずあらゆる銘柄で多くあり、そしてウォルフポイントまでチャートが達している事が多いです。

ビットコインFXのチャートで、キレイなトレンドを描いている時に探してみて下さい。切り上げ、切り下げが甘くなってきたらウォルフ波動完成のチャンスです。

根拠がそれのみのFXトレードでは怖いですが、目安に使えるので汎用性は高いです。

チャートパターンを覚えておけば要所でのトレード(特に上昇下降ウェッジやチャネル)では非常に効率的なトレードするものだと感じました。

特に4時間足や日足など長い時間足でウォルフ波動が出現した場合は得られる値幅の期待値が非常に大きいため、大きく勝負にでるチャンスにもなります。

是非身につけて勝率の高いトレードをしていきましょう!

BitMEXで他のテクニカルツールを使ったトレード方法もご紹介しています。

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